変化の時
Kiyoka
Kundalini Goddesses
母の死は
あまりにも突然に訪れた。
それは、わたしが16歳の春。
姉の誕生日の翌日。
母が帰ってこない、、、
今日はずいぶんと遅いなあと思っていたら
母の職場から電話が鳴り
母が交通事故にあったので病院に来てほしい
と連絡が入った。
母は小太りで
中性脂肪に気を付けないといけない体型だったけれど
美容と健康を気にして
体に良いものを食べていたからか
肌艶も良く、健康だった。
病院にかけつけると
母は寝台の上に横たわっていて
血の気がなくなり、動かなくなっていた。
病院の先生から
即死だったと聞いた。
あまりにも突然のことで
頭がフリーズした。
父と姉妹が泣き崩れ
わたしは学校と親戚に電話を入れた。
涙は出なかった。
葬儀はあっという間に終わり
現実味がないまま
母は私の世界からいなくなった。
今あるものが明日もあるとは限らない。
大切な人を大切に
大切なものを大切に生きよう。