からだが変わると心が変わる
Kiyoka
Kundalini Goddesses
母の死後、
母の存在の大きさを知らしめられることとなった。
母を亡くして
家庭はもはや回らなかった。
父はしばらく位牌の前で泣き暮らし
その後、おともだちと出かけて家をあけることが多かった。
長女の姉は受験の時期で部屋にこもっていた。
少し前までは母の温かいご飯を囲んでみんなで楽しく笑っていたのに
家族の心も行動もバラバラになった。
母の死から2年後、ストレスと不安で
わたしは極端な過食を繰り返すようになった。
もともと吐けない体質だったから吐くことはなかったものの
からだが動けなくなるまで食べ
体重は18キロ増えた。
父とけんかをして家を出てから
この症状は収まったが
その次には買い物中毒、と対象を変えて依存症は続いた。
自分の中の不安との向き合い方が分からず
わたしは無意識に、食べることやほかの何かで一時的な安心感や満足感を得ていた。
わたしが心をととのえるサポートや
家庭の平和の大切さを語るのは
このころの不健康な家庭環境と自身の経験に起因しているのかもしれない。
過去のわたしのように、ストレスが原因で
異常な行動パターンや
からだの不調がある人がいたら
まずはご自分の感情をみつめ、ジャーナルに書き出し、
そしてご自身を安心させてあげてほしい。
(つづく)